どんな分野であれ、(結果的に)最高の成果を残している人たちに共通することは、きっと、この言葉に集約されるのではないかと私は想います。
"人事を尽くして天命を待つ"
ある目的、目標を果たすために、人としてできる限りのことはする。
けれども、あるところまでは人としてできることはあるが、あるところから先は、ひょっとしたら天上界の世界に委ねるものであり、人智を超えたものではないだろうか。
これは私の憶測に過ぎないのですが、(結果的に)最高の成果を残している人たちは、あるところから先は、自分でコントロールできる範疇ではないことを無意識的に知っており、それならば、人としてできるところまではやってみて、その先に訪れる結果はどうあってもよい、というある意味ひらきなおった姿勢でいるのではないだろうかと私は想います。
つまり、ひらきなおるとは、自分でできる範囲などたかが知れており、その先は人智を超えた力に委ねるほかない、と知っているリラックスしていて謙虚な姿勢のことを指すのではないだろうかと私は想うのです。
ひらきなおっているかどうかを知る基準はなにかと言えば、おそらくこういうことでしょう。
"その状況を受け入れて 楽しんでいるかどうか"
人はストイックになにかを追及すれば、どんなことであれ実現できると想うかもしれませんが、なんとなく、それは違うと私は感じています。
ストイックになにかを追求する姿勢は、我であり、自己のみであり、調和がなく、拡がり感がないのです。
それは宇宙の法則からちょっとはずれてしまうのではないかと私は感じています。
"人事を尽くして天命を待つ"
深い名言であり、宇宙の法則を説明している名言であると私は想うのです。
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Today's Photo:
"花はただ咲いている"[The Chalice Well, Glastonbury, England](1st May 2008)
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