光の画家 ChieさんプロデュースによるChieArt原画展が東京の銀座で開催されています。
今日は最終日。16時までです。
ChieArtの絵画たちは、自分を映し出してくれている鏡。
絵画たちと向き合っているなかで感じることは、自分のなかにすでにあること。
いつも、自然な自分と向き合っている気持ちにしてくれます。
光の画家 ChieさんプロデュースによるChieArt原画展が東京の銀座で開催されています。
今日は最終日。16時までです。
ChieArtの絵画たちは、自分を映し出してくれている鏡。
絵画たちと向き合っているなかで感じることは、自分のなかにすでにあること。
いつも、自然な自分と向き合っている気持ちにしてくれます。
投稿情報: 2014年9 月27日 (土) 11:16 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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ChieArt原画展が銀座のギャラリーで開催されています。
ChieArtとの出逢いは、
2001年、私が青年海外協力隊に合格し、
アフリカ行きが決まった頃でした。
聖なる光という、Chieさんの絵画集を書店で目にして、
直感的に心惹かれるなにかを感じました。
自分が必要としているメッセージが、
絵画とChieさんのメッセージで
ハートに届いてくる感覚でした。
帰り道で寄ったカフェで絵画集を眺めていると、
絵画とChieさんのメッセージが私を包み込み、
見るだけで心が穏やかになり、
自分を取り戻す感覚になったことを覚えています。
青年海外協力隊への参加を決意したその時期は、
不安がありながらも、
未来への静かな情熱に溢れ、静かに心高まる日々で、
おおきな転機の流れのなかに身を置いている時でした。
転機の流れに素直になると、自然な流れで
その時の自分に必要なメッセージが贈り届けられ、
必要な出逢い、必要な出来事も、自然な流れで
訪れてくる気がします。
転機は、
過去からの時間の流れと
未来からの時間の流れが交差するいま現在という瞬間のなかでも、
強い光を放っている時です。
人生のタイムラインを高い位置から眺めたとき
その年が、とりわけ強い光を放っている。
そんな転機にあったときに
ChieArtとめぐり逢いました。
2002年から2004年まで
青年海外協力隊の活動のため、
ザンビアに滞在している間も
ChieArtのホームページを毎日のように眺めていました。
ザンビアで見る太陽の光はまるでChieArt作品のようでした。
ザンビアでの暮らしは、
仕事においても、人間関係においても、
楽しいことも、つらいこともあり、
人間的な成長を促す意味で、
その2年間は、日本で暮らす10年間に相当する経験でした。
そんな時期に
ホームページで眺めるChieArtは、
おおきな人生の転機の渦のなかにあった私をいつも支えてくれました。
ザンビア滞在中、
ザンビアでの体験をChieさんにお伝えしたいと思い、
ホームページからChieさんへメッセージを送ると、
Chieさんからメッセージをいただき、
Chieさんご自身からもおおきな励ましを受けた2年間でした。
ザンビアから帰国した後、
今回の個展会場である銀座のギャラリーで個展が開催されていて、
ChieArt原画、そして、Chieさんにお逢いすることができました。
以来、個展にはいつも足を運ばせていただき、
ChieArt原画、Chieさんとの出逢いのひとときを楽しんでいます。
転機の流れのなかでの出逢いは、
なにか特別な感覚を憶えます。
人生の流れの変わり目で出逢ったChieArtは、私の恩人であり、
ザンビア滞在時から
人間としてのあり方を学ばせてくださっているChieさんは、私の師匠です。
投稿情報: 2013年9 月22日 (日) 13:11 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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鎌倉材木座にある古民家ゲストハウス、亀時間をご紹介します。
亀時間を知るきっかけとなったのは、お気に入りの鎌倉のカフェ terre verteを訪れた時のことです。
terre verteには、カフェやレストラン、お花の職人さんなど、鎌倉に集ってお店をひらいている方たちの素敵なカードが置かれています。
そんななか、目にとまったのが、「お台所と食卓の雑貨展 vol.3」と書かれた、こだわりを感じ、可愛らしさがあり、そして、どこか大人な上質感を感じさせる雑貨展の案内でした。
手に取ると、その雑貨展の開催場所に、「@亀時間」と書かれています。
直感が誘います。
直感が訪れたときには、素直にその感覚に従います。
陽が落ちかける夕刻の時に、亀時間のある材木座の街に着きました。
材木座の街は静かで、懐かしさを感じさせる雰囲気があり、精神を穏やかにしてくれます。
呼吸がのどのあたりまでしか入らなかったのが、身体が柔らかくなり、ハラまでゆっくりと呼吸が入るようになる感じです。
亀時間に入ります。
ラストオーダーギリギリの16時半です。
一組のカップルがお茶を楽しんでいます。
そのカップルは静かに、微笑みながら語らい、穏やかな雰囲気でお茶を飲んでいます。
コーヒーと、ジャムとクリームチーズのオープンサンドを注文しました。
とても静かです。
夕刻の時の静けさが、精神と身体に染み渡ります。
コーヒーを飲みながらくつろいでいると、カフェの真ん中に祭られているとてもおおきな神棚が目に入ってきます。
その神棚は、とても大切に祭られているようです。
流行からではなく、長らく安定し、人に親しまれるお店は、神棚をとても大切に扱います。
人を神聖な気持ちにさせる場が綺麗に保たれていると、清浄さ、落ちつき、穏やかさがもたらされます。
この神棚は、亀時間を象徴しています。
亀時間の神棚は、時の流れを刻みながら人の盛衰を見守り、この土地のエネルギーの循環を清浄で、穏やかなものにし、この土地に暮らす人たちを静かに守っています。
カフェでお茶をしていると、心の静けさが、少しずつ広がっていきます。
まるで、瞑想をしているかのように...。
精神が穏やかになっていきます...。
注文したコーヒーはコクがありマイルドで、心が和みます。
オープンサンドは手作りの温かさが伝わり、素材も上質で、いい感じです。
至福の時です...。
ひとり静かにたたずんでいると、亀時間が醸し出している雰囲気に、どこか、懐かしさを感じはじめます。
その懐かしさは、私がアフリカ・ザンビアに2年間滞在していた時の感覚とつながっています。
不思議です...。
亀時間は、古い日本家屋を丁寧に改築して生まれたゲストハウスです。
それなのに、海外、異文化、異国の地を訪れることを愛する人たちがつくりだす雰囲気があります。
亀時間をつくり、守っている人たちの感性は、日本人の枠にとらわれない、自由奔放で、ダイナミックな動きと流れ、そして、人と人との穏やかなつながりを感じさせます。
亀時間は、静かなたたずまいと神聖な空気感、そして、異文化の風が穏やかに共存する、身体、精神、魂が、静かに共鳴する場です。
投稿情報: 2012年11 月28日 (水) 07:43 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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鎌倉にあるぼくのお気に入りのカフェ、terre verteへの行き方をご案内いたします。
今回は、北鎌倉駅からterre verteまで、山越えルートで一緒に歩いてみましょう!!!
terre verteのこと、オーナー・湯川美雪さんとお逢いして感じたこと
北鎌倉駅からterre verteまでは、山越えルートとなり、少しの間ですが、鎌倉の山のなかを歩いていくことになります。
里から山へと入り、ふたたび里へと戻るルートを楽しみたい方は、北鎌倉駅からterre verteへ向かうのも楽しいと思います。
徒歩25~30分くらいは見ておいたほうがいいと思います。
北鎌倉駅の鎌倉駅方面のホームです。
ホームの先頭に、ちいさな改札口があります。
こちらの改札を出ます。
北鎌倉駅の改札を出ると、すぐ左手に円覚寺の木々が見えます。
JR横須賀線を右手に見ながら、この道を歩いていきます。
円覚寺境内へと登っていく階段です。
しばらく歩いていくと、あじさい寺として知られる明月院、絵本作家・葉祥明さんの葉祥明美術館への案内を指し示す道標があります。
そのまま、まっすぐ歩いていきますよ。
素敵な外国人のカップルをお見かけしました...。
国道に出ます。
この国道を左方向に歩いていきます。
正面に、山が見えますよ。
少し歩くと、国道沿いに手焼き煎餅のお店、雷神堂 北鎌倉店があります。
その少し先には、ここを歩くといつも心惹かれるカフェ、サクラ (Sakura)があります。
ゆっくりと北鎌倉を散策するときに、入ってみたいカフェです。
茶屋かどのところで、右折します。
銭洗弁財天を指し示す表札がかかっています。
向こうには、備珈琲店 鎌倉本店のオレンジの表札が見えますね。
これから山に入っていきますよ。
茶屋かどを左に見て、山道に入っていきます。
徒歩と二輪車だけが通れる道です。
山道の頂上付近です。
これからお里に向かってくだっていきます。
お里に入ってきました。
なんだか、ホッとした気持ちになります。
そのまま、道なりに歩いていきます。
しばらく歩いていくと、T字路に着きます。
右手角には、岩船地蔵があります。
こちらを右折します。
右折すると、正面方向に、JR横須賀線が見えます。
terre verteはもうすぐですよ。
JR横須賀線の高架下までたどり着いたら、高架下手前を右折します。terre verteへとつづく小道に入っていきます。
高架下のたもとにある、ふるぼけた感じの看板に気がつきましたか???
これは、terre verteのオーナー・湯川美雪さんがデザインした絵柄が入っている看板です。
ちらっと見ていってくださいね。
お疲れ様でした。
terre verteに着きました。
山越えの疲れを癒しながら、鎌倉でののんびりとした時間をterre verteの空間で過ごしましょう。
(End)
投稿情報: 2012年8 月27日 (月) 20:42 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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ぼくが尊敬する絵画アーティスト、Chieさんの絵画展が開催されます。
銀座個展では、Chieさんも会期中、ずっと会場にいらっしゃいます。
ぼくも、9月18日か19日の午後から夕方あたりに行こうかな、と思っています。会社、午後半休使って...。
ぜひ、銀座に足を運んでみて!!!
2012年9月16日(日)~22日(土)
11:00 ~ 18:00(最終日は10:30~16:30)
入場無料
ギャラリームサシ
http://gyarari-musashi.com/location.html
東京都中央区銀座1丁目9番1号 KIビル1F
TEL:03-3564-6348
○JR
有楽町駅京橋口、交通会館側より徒歩6分
○地下鉄
銀座線京橋駅 2番口より徒歩3分
銀座線銀座駅 松屋前A13出口より徒歩5分
有楽町線銀座駅1丁目駅 7番出口より徒歩2分
都営浅草線室町駅 A3出口より徒歩3分
投稿情報: 2012年8 月27日 (月) 18:59 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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鎌倉にあるぼくのお気に入りのカフェ、terre verteへの行き方をご案内いたします。
鎌倉駅からterre verteまで、小町通り経由で一緒に歩いてみましょう!!!
terre verteのこと、オーナー・湯川美雪さんとお逢いして感じたこと
鎌倉駅からterre verteまでは、小町通りが空いていてすんなりと歩みが進むとしても、徒歩20分くらいは見ておいたほうがいいと思います。
小町通りには魅力的なお店が多くて、思わず立ち寄りたくなるかもしれないので、terre verteにたどり着くまでの散策、ゆっくりと時間をとっておくことをおすすめします。
鎌倉駅の東口を出ます。
東口改札を出ると、バス乗り場のロータリーがあります。鎌倉へ小旅行に来ている人たちや、地元の人たちで溢れています。改札を出た瞬間、あぁ、今日も鎌倉にやってきた、と感じます。
ロータリーの向こう側、左手奥のほうに、赤い鳥居が見えますよね。
あれが、小町通りの入り口です。
小町通りを入っていきます。
週末は人で溢れかえっています。5月、6月の紫陽花のシーズンは、すれ違う人と肩がぶつかり合ってしまうくらい、たくさんの人が鎌倉を訪れます。
このまま小町通りの終点付近まで歩いていきます。
小町通りの様子です。
たくさんの素敵なカップルたちとすれ違います。
そんなカップルたちの姿を見ると、自然と微笑んでしまいます。
しばらく歩いていると、老舗といってよいクレープのお店、コクリコクレープ店が右手に見えてきます。
ここのクレープは、本当にシンプル!!!
クレープの生地をいちまいいちまい、その場で焼いてくれます。焼きたてのクレープって、食べる前から気持ちが盛りあがりますよね。
コクリコのクレープは、その絶妙な生地の厚さと舌触りを楽しむ、っていう感じです。
コクリコを通り過ぎようとしても、いつもついつい、お店に引き込まれそうになります。
もう少し歩いていくと、右手にKOKAGEというカフェが見えてきます。ここまで来ると、小町通りを歩く人の数がだいぶ減ってきて、歩きやすくなります。
KOKAGEのあるT字路をこれから左折します。
交差点にはこんな標識があります。
こんな感じの古風な、素敵な道を歩いていきます。
ちょっと歩くと、右手に鎌倉市喜多映画記念館があります。
ここではなにが見られるのでしょうね。ぼくは入ったことがありません。
鎌倉市喜多記念館を通り過ぎて少し歩くと、右手に不動茶屋が見えてきます。
ここ、いつも気になるんです。
ぼくはのんきなんで、鎌倉に夕方くらいに着いて、ちょっとカフェでのんびりして、すぐに夜になってしまって帰る、というパターンが多いので、不動茶屋、入りたい!!!と思いつつ、時間ないので今日も通過...。となってしまいます。
和風らーめん、って、なんだろう???
不動茶屋を過ぎて少し歩くと、JR横須賀線の踏切にたどり着きます。
この踏切の雰囲気、好きなんですよね。
季節によって、自然の様子が違うので、行くたびに違う顔を見せるこの場所の雰囲気が好きで、よくカメラを構えてしまいます。
これから、踏切手前を右折して、小道を歩いていきます。
踏切手前に、こんな小道があります。
こんなちっちゃな小道で地元の人たちとよくすれ違うのですが、そのたびに、鎌倉の土地の雰囲気を感じます。
買い物帰りの人、バイクにふたりで乗っているカップル、小学生くらいの子どもたち...。
こんなちっちゃな小道で、いろんな人たちとすれ違います。
小さな小道で、いろんな人たちの人生が一瞬、触れ合う。
そんなことを想い起こさせる小道です。
小道に入り、JR横須賀線を左手に見ながら歩いていくと、道がふたつに分かれる場所にたどり着きます。
そのままJR横須賀線に沿って、左手の小道を歩いていきます。
しばらく歩いていると、右手に岩船地蔵が見えてきます。正面方向には、JR横須賀線が見えます。
terre verteはもうすぐですよ。
JR横須賀線の高架下までたどり着いたら、高架下手前を右折します。terre verteへとつづく小道に入っていきます。
高架下のたもとにある、ふるぼけた感じの看板に気がつきましたか???
これは、terre verteのオーナー・湯川美雪さんがデザインした絵柄が入っている看板です。
ちらっと見ていってくださいね。
さぁ、terre verteに着きました。
鎌倉でののんびりとした時間をterre verteの空間で過ごしましょう。
(End)
投稿情報: 2012年8 月26日 (日) 11:37 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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片山 交右 (著)
データで保存しようと思ってスキャンした本に、今日、ぼくは救われました。
ぼくの意識が自分の内面深くに向かいはじめたのは、大学生の頃でした。
失恋をきっかけに、自分について知りたいという気持ちが起こり、その当時、手にした本がこの本でした。
当時のぼくには、自分のなかでなにが起こっているのか、わからなかったのだと思います。
この本の内容にあまり心を動かされることがありませんでした。
この本には、怒りという感情を理解し、自分自身との付き合い方を変え、怒りを解放し、自分にとっての自由に向かって自分を解き放つためのヒントが書かれています。
ぼくが救われたと感じたのは、ぼく自身の原動力、自分を前へと進めていた力の源は、実は、怒りにあったことに気がつけたからです。
ぼくの奥深くにあった怒りは、言い換えるなら、漠然としていてわからない対象への敵意でした。
その対象に対する怒りの背後にあるのは、ぼくの強い恐怖感、怖れであることもわかりました。
どういうわけか、ぼくをドライブしていたのが実は、怒りであったことに気がついた瞬間、その怒りのエネルギーは流動性を伴って動きはじめ、それによって、身体の滞っていた部分に血の気が戻り、正気を失っていた心の部分には正気が戻ってきました。
怒りの感情は、適切な流れを許されるなら、自分で自分を縛っている心の鎖から自分を解き放ち、それまでなら自分が気がつくこともなかった、自分にとっての本当の自由、自分が本当に満たされていると感じる世界へと、自分を誘ってくれると気がつきました。
ぼくのなかにあった怒りのエネルギーにその正当性を与えた瞬間、その怒りは怒りではなくなり、質の異なるエネルギーの流れとなってぼくのなかを動きはじめ、やがて、そのエネルギーは、ぼくを取り囲むかのようにペールブルーの色をしたエネルギーとなって、仙女がまとう絹の織物のようなエネルギーとなり、ぼくの身体のまわりを反時計回りの動きとなって、ぼくの身体の上方へ向かって流れ出しはじめました。
そのプロセスはいま、この瞬間もつづいています。
投稿情報: 2012年8 月11日 (土) 15:50 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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ぼくは読んでいませんが、日本語版も出版されているようです。
日本語のタイトルがあまりにもベタで、ウッ、となってしまいました...。日本語版を見かけても、ぼくなら買わなかったかも(笑)。
ジョン・M. ゴットマン (著)
この本は、マトリックス・エナジェティクスの公式ホームページのなかでも紹介されており、興味惹かれたので購入しました。
ぼくは、パートナーシップに対する好奇心が強く、恋愛や結婚をつうじて一緒になりたいと感じる女性が心のなかにいる、いないに関わらず、パートナーシップに関する本をよく読みます。
ぼくが育ってきた境遇が、パートナーシップをつうじて、人間という存在や、人生について、ぼくが関心をもつよう、ぼくをドライブしているのだと思います。
そして、これは、日本に限ったことではありませんが、いま、社会構造がまるでおおきな音をたてながら、変わってきています。
社会構造が変わるときというのは、それまで人がもっていた人生観、価値観がチャレンジを受けます。
新しい社会にひらいていくにあたり、それまでの価値観を捨てたり、変えたりすることができずに、自分のなかにおおきな抵抗を抱えたまま生きていく人、変えざるをえないから変えようとしていく人たち、あるいは、まるで新しい流れに軽やかに乗っていくかのように、新しい潮流に合わせて、自分という存在を解放していくことができる人たち...。
変化の流れが訪れたときには、いろんな対処の仕方があると思います。
ぼくがここで、この本を紹介するにあたり、社会構造の変化を取り上げたのは、いま、ぼくらがとおっている社会構造の変化は、ぼくらがパートナーシップについて抱いている考えを、おおきく変えていくと思っているからです。
ぼくらはどうしてパートナーシップを得たいと思うのか、それが、自分の本質的な部分と調和しているのかどうか、そこに強く光が強くあたるときに来ていると感じています。
今回紹介する本は、パートナーシップ、とりわけ、夫婦関係を維持、向上していくための数々のアドバイスや、困難にあっても関係を維持していけるカップルと、そうではなく、関係を崩壊させてしまうカップルとの違いを鮮明に描いてくれています。
そういった意味では、恋愛や結婚で、相手と結ばれたばかりで、これから幸せな関係を築いていこうとするカップルや、関係性が困難な状況にあって、それでもなお、関係性を維持、向上させていきたいと思っているカップル向けの本です。
ぼくは、愛する人との関係性のなかに、その人が人生に本当に求めていることや、その人はどんな存在なのか、人間という存在がわざわざ生を受けて生まれてくるその理由が隠されている気がしています。
だからぼくは、関係性をつうじて自分自身を見ようとしているのだと思います。
青臭い表現を許していただけるなら、愛とはなんなのか、人を愛するとは、どういうことなのか、ぼくは、愛する人との関係性、伴に歩んでいく人生のなかで、それを身をもって体験したいと思っています。
ぼくは、恋愛をしたり、結婚をしたりすることが、まるで当たり前のことであるかのようにとらえられる風潮を好みません。
恋愛をすることも、結婚をすることも、社会や世間が求めるからそうするのではなく、自分が本当にそうしたいからそうする、選択した結果だと思うからです。
だからそもそも、どうして自分は恋愛や結婚をしたいと思っているのか、自分にしかわからないそのこたえを、自分のなかに見つけようとするプロセスが大切で、そのプロセスを真摯にたどっていくことは、その人の人間的成長を促し、その人は、その人にとってなにが本当に幸せなことなのかを、自分で見出していくことができると、ぼくは思っています。
そんな自分にとって、本当にふさわしい人にめぐり逢うのは、そんな探求を惜しまずに過ごしているときだと、ぼくは思います。
恋愛をすることも、結婚をすることも、世の人たちがそうしているからするというのではなく、自分が本当にそうしたいからそうする、そんな自分の感覚を信じて選び取っていくものだと思います。
恋愛であれ、結婚であれ、それは、すごくパーソナルなことだから、人は人、自分は自分という態度で、自分にとって必要ではない情報はシャットアウトすることも、ときには大切なことだと思います。
ぼくは恋愛の経験は本当に少ないですが、この本を読みながら、お付き合いした女性との関係や、ぼくの両親が離婚をするまでにたどっていた経緯を振り返ってみると、うまくいっていた要因、破壊的な結果を生み出していた要因がとてもよく見えてきました。
この振り返りは、心地よいものではありませんでした。
自分のあり方やクセを率直に振り返っていく作業だからです。
けれども、これからぼくが自分の人生のなかで創っていく関係性のなかで、ぼくが本当に体験したいと思っている、愛の本質や、人を本当に愛するということを体験していくうえで、とても役に立つプロセスをとおっていると思っています。
ぼくがこの本を読んでいちばん心に響き、真実であり、これから創っていく関係性のなかで大切にしたいと感じた内容があります。
それは、パートナーとの衝突があったときに、そこで起こっている問題によっては、きちんと話し合えば解決可能なもの(Solvable Problem)と、永続したり、関係性を崩壊させかねないもの(Perpetual Problem)があり、その違いを見極め、適切に対応していくことが求められる、というものです。
ぼくなりに表現するなら、些細なようで、実は些細ではない問題が起こったときに、適切に対応していくことが大切であり、些細なようで、実は些細ではない問題にあたっているということに気がつく感性と、適切な対応をしていけるだけの人間的な器量が、ふたりのその後の関係性におおきな影響をもたらす、ということです。
この本によれば、些細なようで、実は些細ではない問題に突き当たっているときに、適切な対応をしていけるカップルは関係を維持していけるが、適切ではない対応をしつづけているカップルは、その後の関係の維持がとても困難になり、離別を招くことがとても多いそうです。
些細なようで、実は些細ではない問題を識別する指標や、その対応の仕方についての具体的なアドバイスが豊富ですので、ぼくはこれからの人生での実体験で、この本の内容を役立てていきたいと思っています。
そして、この本の内容は、恋愛や結婚生活におけるカップルの関係性に限らず、身近に存在する大切にしたい人との関係性を維持したり、さらに関係性を深めていこうと思っている人たちが、関係性についての理解を深め、具体的な指針を得るのにとても役立つ、素晴らしい本だと思います。
人と人との関係性が、幸せな人生を生きていくうえで、とても重要な位置を占めていると感じている人に、この本をおすすめしたいと思います。
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Today's Photo:
"Loving Angels"[The Chalce Well, Glastonbury, England](17th October 2007)
.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*・゜
投稿情報: 2012年8 月 5日 (日) 23:35 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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ぼくが最近、週末の午後に仕事をしたり、読書をしたり、これからの人生でどんなことをやっていきたいのかを感じたり、考えたりするために訪れている、鎌倉にあるとっておきのカフェをご紹介いたします。
terre verte (テール ベルト)
ぼくがterre verte を知ったきっかけは、OZ magazine 2012年5月号の記事を読んだことでした。
terre verteのオーナー・湯川美雪さんがOZ magazineのなかで語っているエピソードに、terre verteを鎌倉に開くことに決めた、まっすぐで純粋な想いや、湯川さんご自身のこれまでの人生ストーリーを感じ、terre verteを訪れたいと感じたと同時に、湯川さんの雰囲気を感じてみたいという想いが湧いてきました。
今日もterre verteを夕方から訪れ、湯川さんがOZ magazineに寄せた想いや、お客さんと会話することの楽しさ、家具や食器の仕入れ先候補を見つけるために最近訪れた英国・ロンドンでの体験など、terre verte誕生、そして、いまあるterre verteに至る背景など、湯川さんのお人柄に触れながらお話を聴く機会に恵まれました。
湯川さんご自身もおっしゃっていましたが、OZ magazineは商業目的でインタビュー内容を脚色することを極力せずに、湯川さんの純粋な想いを掲載してくれたそうです。
ビジネスとして自身のサービスを成り立たせていくことはもちろん大切ですが、やはり、自分が本当にやっていきたいと思っていることに対する想いがどれだけ純粋で、まっすぐなものであるかは、人の心にまっすぐに伝わっていくものだと思いますし、その想いの純度の高さは、長い目で見たときに、そのビジネスの成功要因になっていくのではないかと、ぼくは思っています。
ぼくは今日、レジのすぐ前にある席で3時間近く座って仕事をしていました。
そこで気がついたことは、お客さんがレジに立つ湯川さんに話しかけ、湯川さんの気さくで話し好きなお人柄のせいか、お客さんは湯川さんの話に引き込まれ、湯川さんが語るterre verteのストーリーの一部になっていき、楽しく、心高まる会話が自然と生まれていることでした。
ぼくはこの光景を見たときに、英国のPubを思い出しました。
英国のPubは、ビールやリキュールやウィスキーを飲むための、英国人にとっての大衆の場であり、そこでは、その日にあった出来事や社会で起こっていることについて、カジュアルに言葉が交わされます。
英国のPubは日本の居酒屋とはおおきく異なり、ひとりで訪れるお客が大半を占め、Pubのマスターやひとりで訪れている他のお客ともカジュアルに会話する物理的、心理的な親近感があります。
今日、terre verteに英国のPubに近い空気感を感じました。
湯川さんがレジでお客と会話している様子に惹かれ、ぼくもその会話に参加したい気持ちになったからです。
きっと、terre verteのくつろぎ、穏やかさをもたらしてくれる空間と、湯川さんの気さくなお人柄が、お客同士のつながりを生み出す空気感と土壌を育んでいるのだと思います。
今日、湯川さんとのお話のなかでいちばん印象的だったのは...、
「いまが人生のなかでいちばん楽しい」
という言葉でした。
ぼくは湯川さんからこの言葉を聞いて、自らの情熱から自然と湧き上がる前向きさを受け取り、ぼくのハートも静かに高まっていきました。
「そう。やっぱり、ぼくは、自分がやりたいようにやってみよう。自分の内なる声に従い生きていこう、これからも」
terre verteは、鎌倉駅から北鎌倉の方向に向かい、小町通り、そして民家のある通りを抜けて、徒歩10数分の場所にあります。
駅からterre verteに向かって歩いていく道のりも、鎌倉の街の空気感や、湯川さんがその場所に誘われた感覚をも感じることができ、その散策も、terre verteの空間の一部としてぼくは感じています。
terre verteの空間、インテリア、時間の流れ、会話、そして、飲み物、デザート、ランチの食材が醸し出しているアロマ...。
すべて、絶妙に配置され、訪れる人の心を和ませ、穏やかな気持ちにさせてくれます。
terre verteのお店の名刺(表面)
terre verteのお店の名刺(裏面)
表面には、女性が横になって本を読んでいる姿が描かれているでしょ。
terre verteを訪れたお客さんには、この女性のようにゆったりとくつろいでほしい、という想いがあるのだそうです。
鎌倉を訪れたらぜひ、terre verteが醸し出す、くつろぎと穏やかさのある空間に触れてみてくださいね。
terre verteへの行き方 ( 鎌倉駅から / 北鎌倉駅から )
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Today's Photo:
"会話が生まれる空間"[terre verte, 鎌倉](3rd June 2012)
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投稿情報: 2012年6 月 3日 (日) 02:22 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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今回は、目黒にある本格的なインドネシア料理屋さんをご紹介します。
インドネシアレストラン Cabe 目黒通り店 (お店のチラシ)
4月に開催したマトリックス・エナジェティクスの練習会のあとのランチ会で、参加者のみなさんと一緒に行ったお店です。
お店に入ると、まるで、異国情緒です。
ちょっとスパイシーな、微かに薫るお香が燻らされていて、お店に入った瞬間、時空間の感じが、まるでアジアの街を歩いているかのように、少しゆっくりとした感じになりました。
ドアをとおり、席に着くまでにお店のなかをを歩きながら、このお店は当たりだ、と感じました。
今回、ぼくが感動したのは、このお店の雰囲気と香りもさることながら、これまで行ったどこのインドネシア料理屋と比べても、料理が本格的に「現地の料理」だと感じられたことです。
ぼくがこれまで入ったことのある東京のインドネシア料理屋ですと、上品な感じに盛られていて、量もそれほど多くない。味も、現地だったらきっと、もっと香辛料が効いて辛いんじゃないかな、赤道に近い国の料理だから本来はもっと味がしっかりとしていて濃いんじゃないかな...。
現地の味により近い味を求めたいぼくとしては、これまでに入ったインドネシア料理屋さんの料理では、ちょっと物足りなかったのです。
ところが、このお店の料理は、量も多く、味もしっかりしていて、現地の味そのままに、香辛料が効いていて辛い。
今回はランチで利用したのですが、1,000円前後で食べられ、内容もかなり充実していました。
ぼくが注文したのは、牛肉のトマトチリソース炒めのセット。
まずは小皿のサラダが出てきます。これに唐辛子のソースを少し加えていただきました。
それから、牛肉のトマトチリソース炒めが出てきました。ボリュームもしっかりとあり、味付けもしっかりしていて、ぼく好みでチリが効いていて辛い。葉野菜もついていました。
それに、ライスがついています。このライスもボリュームが多い。
このお店のランチはボリュームがしっかりしているせいか、女性向けに量を抑えた、女性専用ランチメニューもあります。
女性も入りやすい、女性に対する気遣いを感じるお店です。
そして最後に、ティーが出てきます。
ランチメニューで選べるティーの種類も豊富で、ぼくが選んだのは、ロータスティー。
ロータスとは、蓮のことです。
店員さんは、ランチで選べるティーについて、ひとつひとつ説明をしてくれました。
「ロータスティー」と聴いた瞬間に、聴いたことのないティーで、しかも直感がすぐに働いて、これだ!!!と思い、ロータスティーに決めました。
ロータスティーは、本当に正解でした。
香りをかぐと、心がとても落ち着きます。意識が丹田に落ち着き、自分の存在がしっかり、しっくりと落ち着く感じです。
その感じは、蓮の花がもっている雰囲気、風格を思わせるものでした。
特にロータスティーの香りのいちばん最後に感じる香り、香水で言えばラストノートのように最後に香るその香りがとても心を落ち着かせてくれる香りでした。
そして、飲んでみるとやはり、正解!!!と感じました。
自然な甘みとともに、心がスッと静かに丹田に落ち着いていくかのようです。
ティーで終わりかと思いきや、この日は雨で、ラッキーなことに(?)、雨の日のランチにのみ付くという、小豆でつくられた、インドネシアのスイーツがついてきました。
味はおしるこに近い感じでしたが、甘さが適度で、日本人の口に合う味でした。
このお店の異国情緒ある雰囲気と香り、現地の料理をしっかりと味わわせてくれる本格的な味。
ランチもこれだけ充実しているのですから、ディナーはきっと、さらに本格的な料理が期待できると思いました。
ぼくはディナーでもこのお店に行ってみたいと思っています。
アジアの異国情緒を感じさせてくれて、まるでアジアの国を旅して歩いている感覚を楽しめて、料理も本当においしい。
目黒駅から歩いて15分くらいかかり少し遠いのですが、その道のりを補ってなお余りあるとてもいいお店です。
本格的なアジア料理のお店として、ぼくは自信をもってこのお店をおすすめします。
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Today's Photo:
"ふとした瞬間のひかり"[鎌倉](15th April 2012)
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投稿情報: 2012年4 月22日 (日) 03:47 カテゴリー: おすすめ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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