引き寄せられるようにふたたび、女王の教室スペシャル エピソード1 ~堕天使~を観ています。
心に響く言葉がありました。
人の心に想いが届くとはどういうことなのか、想い出すことができるシーンでした。
心が暖かくなりました。
ありがとうございます。
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阿久津真矢先生(天海祐希さん)のところに、6年3組で受けもった生徒、神田和美(志田未来さん)がやってきます。
中学校の自分のクラスの雰囲気が悪く、なんとか雰囲気を盛り上げたいと思うのですが、なかなか想いどおりにいかなくて悩んでいるようです。
~ 阿久津真矢先生のアパート ~
和美: 「アロハー!先生!」
真矢: 「しつこいわね、あなたも。」
和美: 「先生、私って偽善者なんですか?」
真矢: 「・・・ クラスの人にそう言われたの?」
和美: 「クラスがどんどん険悪な雰囲気になっていくの、私、どうしても我慢できなくて・・・」
~ クラスルームでのシーン回想 ~
和美: 「ケンカとかイジメはやめようよ。みんな友達なんだからさ。」
生徒1: 「キレイごと言ってんじゃねーよ、バーカ。」
生徒2: 「イジメられてるほうが悪いんじゃないの?」
生徒3: 「アンタ、うざいんだよ。」
他の生徒たち: 「アハハハ・・・」
~ 阿久津真矢先生のアパート ~
和美: 「どうしてみんなわかってくれないんだろう。私はみんなのため思ってやってるのに。」
真矢: 「いい加減目覚めなさい!みんなのためとか言って、所詮、周囲に自分の考え方を押し付けているだけじゃない、あなたは。自分だけが正しいと勘違いするのはやめなさい。人に無理にわかってもらおうと思うのもやめなさい。そんなことをしていたら、結局、自分の周りには誰もいなくなって、独りぼっちになるだけよ。あなたのやったことが、本当に相手のためを思っているなら、あれこれ言い訳をしなくても、相手はわかってくれます。あなたの愛を感じ取ってくれます。つらくても、そう信じなさい。」
和美: 「先生みたいに?」
真矢: 「・・・」
和美: 「そういう気持ちで私たちのことを教えてくれてたんですよね、先生。先生って、やっぱりすごいですね。帰ります。ありがとうございました。」
真矢: 「・・・」
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世の人の心をとらえる存在たちには、底辺で共通するなにかがあると直感していました。
それは、自らの想いや考えを押しつけようとすることなく、自らの想いを体現することによって人の心をとらえている、と。
そして、自らの想いに従い行動するとき、人の心をとらえようとする意図もなく、自然とそうしている、と。
私はよく、自分の想いが正しいと信じ、それを無意識的にも意識的にも、人に伝えなければならないと思ってしまうことがあります。
人に正しさを証明しようとする生き方は、たとえそれが真実、真理であったとしても、自分にとっても、関わる人たちにとっても、心地よいものとはいえないようです。
自然とそうすることと、そうしようと努力することには、大きな違いがあると思います。
違いをもたらすのは、自分という存在への感謝の想い、そして人に対する自然な愛だと思います。
感謝、愛の想いが根底に流れているとき、それは伝わります。
大きな学びをありがとうございます。
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"I just want to say, "Thank you.""[慶應義塾大学病院](14th December 2008)
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