私の友人から電話があり、私がいつか、mixiに書いていた詩のことを聞かれました。
それは、Oriahという女性が書いた"The Invitation"という詩です。
自分の感性で訳してみたいという想いから、2006年夏にmixiで訳していたものがあります。
ふたたび、この詩に触れる意味はなんなのか、みずからに問いかけてみますと、返ってくるこたえはやはり、自分が本当に思っていることから逃げてはいけない、ということです。
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The Invitation
"あなたの仕事が何なのか
私にはそんなことどうでもいいの
あなたの心の叫びがどうしようもなくってあなたに訴えかけている
その心の叫びのことを私は知りたいの
そしてあなたのハートが本当に求めていることに耳を傾けてみようと
あなたが真剣に思っているのかどうかを私は知りたいの
あなたが何歳かなんて関係ないの
愛するために
あなたの夢を生きるために
本当に生きることに挑戦するために
あなたが思い切って自分をさらけだせるかどうか
私は知りたいの
あなたがどんな運勢の持ち主なのかなんてことはどうでもいいの
あなたがあなたの悲しみの核心に触れたことがあるのかどうかを
私は知りたいの
あなたがこれまでの人生で裏切りに遭い
そこから新たに人生を切り拓いてきたのかどうか
それともね
もっと傷つくのが怖くって
引きこもったり心を閉ざしてしまったりしたのかどうか
私はそのことを知りたいの
私の痛みであれ あなたの痛みであれ
隠したり
和らげたり
消し去ろうとしないで
しっかりと痛みを感じ尽くすことができるかどうか
私は知りたいの
疑い深くなったり
さめて現実を見ようとしたり
人間として生きることの限界を思い起こそうとしないで
私の喜びであれ あなたの喜びであれ
喜びとともにあることができるかしら
激しく荒々しくダンスすることができるかしら
歓喜の流れに身をまかせることができるかしら
あなたの話が本当かどうかなんてどうでもいいの
あなたにとっての真実を大切にするがゆえに
ときには人の期待を裏切ることをいとわないでいられるかどうか
私は知りたいの
あなたの魂を裏切ることなくあるがゆえに
人の期待を裏切ることで非難されることをいとわないでいられるかどうか
私は知りたいの
不誠実であることによって
それが結果として信頼に値する人となっていくことができるかどうか
私は知りたいの
あなたが毎日見ているもののなかに
いつでも
美しい光を見出すことができるかしら
その美しい光が存在するところに
あなたのいのちと共鳴するものを見出すことができるかしら
あなたのものでも 私のものでも
失敗をしっかりと受け止めて感じ尽くすことができるかどうか
私は知りたいの
それでもなお 夜の湖畔に立ち
銀色に光る満月に向かって
“これでいい”と本気で言えるかどうか
私は知りたいの
あなたがどこに住んでいるのか
どのくらいたくさんお金を持っているのかは
私にとってはどうでもいいの
疲れ果て 深く心に傷を負い
深く悲しみ 絶望した夜が明けて
起き上がり
子どもの世話をできる人なのかどうかを
私は知りたいの
あなたにどんな知り合いがいて
どんな理由でここにやって来たのかなんて
どうでもいいの
私とともにいて
ひるむことなく
炎の真っ只中にいることができるかどうか
私は知りたいの
あなたがどこで どんなことを 誰と学んだのかなんて
どうでもいいの
表向きのものをすべて失ったとき
あなたを内側から支えるものは何なのか
私は知りたいの
あなたが孤独の中で
しっかりと自分と伴にあることができるかどうか
空っぽの瞬間に
そこにある孤独を心から味わって好きでいることができるかどうか
私は知りたいの"
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原詩:
http://www.oriahmountaindreamer.com/index.php
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"いつも心に花を"[ホテルセンチュリーハイアット](19th March 2006)
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