Message: "心静まるとき、道現る"[おはらい町通り](4th September 2009)
直感で伊勢神宮に行こうと決めたのは、9月3日、会社に向かう地下鉄のなかでした。
今年はいろいろなことが同時進行ではじまり、それもすべて、私がこれまで意図してきたことだったので、並行してやっていこうと思っていました。
けれども、私はあまり器用ではないので、私自身の性質を尊重して、すべて同じエネルギーで並行するよりは、いま、いちばん焦点を合わせたいことにエネルギーを集中しようと考え、それ以外のことは思い切って手放していくことに決めました。
私がエネルギーを集中しようと決めたのは、会社の仕事で一定の成果を出して、今後の人生でやっていこうと思っている仕事に必要となる土台を創ることです。2009年度は会社の仕事に意識を集中しようと決めた私の意図からでした。
そんな流れからか、急に伊勢神宮に行きたくなって、仕事の休みをいただいて、旅立つことに決めました。
そんな流れだっただめ、今回の旅のテーマは、~ 心のリセット ~でした。
Message: "誰もがその道をとおる"[豊受大神宮(外宮)](4th September 2009)
これまで伊勢神宮には3回、行っています。
はじめて行ったのは、高校卒業後の春休み。青春18切符を使って、大垣行きの夜行列車に乗ってどこかに行こうと思って行きました。
その時は、大学受験が思うようにいかず、浪人することになっていたこともあって、どこか心が疲れていたかもしれません。
やはりこの時の旅も、リセットがテーマでした。
Message: "疲れたときは、心が喜ぶことをする。ちょっとしたことで、人生は好転する"[おかげ横町](4th September 2009)
2回目は、前職の会社で新しいプロジェクトにアサインされ、よくわからないままにお客様先に常駐して、戸惑いながら仕事をしていた頃でした。ちょうど5月の連休に入ったときに、直感で伊勢神宮に行こう!と決まり、大垣行きの夜行列車の空席があるなら、行くタイミングだと心に決めました。
たしか、最後の1席か2席が残っているとのことだったので、やはりタイミングだよね!と感じて、伊勢神宮に行きました。
この時も、なんだか心決めかねているような時期で、心の浄化を無意識に求めていたような気がします。
Message: "ひとりの旅も、ふたりの旅も、それぞれ違った趣きと喜びがある"[おはらい町通り](4th September 2009)
3回目は、伊勢神宮のお木曳きという、伊勢神宮のご神木となる大きな木を、伊勢の街中を引っ張って練り歩くお祭りに参加するためでした。私の友人が誘ってくれたものでした。
伊勢神宮のご神職をされている方が企画したもので、伊勢神宮のことや、神道のことを学ばせてくださったり、お木曳きの前夜には、内宮前の五十鈴川に首まで入水し、大祓祝詞を唱えるという、禊をはじめて体験させていただきました。
2007年6月のことでした。禊の日は、ちょうど満月だったことを思い出します。きっと、なにか大きな浄化が起こるだろうなと、心に覚悟を決めていました。
そして、同じ月の27日だったと思います。前職の会社の社長に朝、アポイントを入れて、会社を辞めることを伝えたのでした。
2007年は、私にとっては人生の大きなリセットをかけ、新たに人生をやり直したいという強い気持ちが起こり、大きな変化を体験した時期でした。
Message: "人生は、受け入れること、手放し、リセットすることのバランス。流すことができると、本来の心のままにあることができる"[天の岩戸](5th September 2009)
そういえば、伊勢神宮に今回行った9月4日も、ちょうど満月の日だったことに気がつきます。
自分の直感は、ちゃんと、なにかを私に伝えてくれていることに気がつきました。
最近、直感とそうではない声の聞き分けがだいぶ洗練されてきています。
なんとなく気になって、直感がいいよ、というときには、やってみることにしています。
同時に、そっちに行ってはダメ、という声を聴くときは、やめるようにしています。
あまり考えすぎたり、分析が入ると、ブレます。
直感が教えてくれる選択には、軽やかさ、清々しさを感じます。
そして、とってもいい選択が現れているときには、光と風を感じます。
Message: "神々に伝えるのは、誓い。それがあなたの本質との共鳴を起こし、時空を超えた顕現をみる"[皇大神宮(内宮)](5th September 2009)
(つづく)