本の内容その10です。
2007年、私は人生のリセットをかけるために、これからのことを考えることなく、感性に委ねて過ごす時をもつために、会社を辞めます。
その頃の私は、本当はどんな生き方をしたいのか、なにをしたいのか、わからなくなっていました。
本当の自分の気持ちとつながるために、まっさらな状態で過ごす時を持ちたかったのです。
ヒーリングやセラピーや瞑想を学び、自分の本質に触れつづけると、自分の本来の感覚が目醒めはじめると同時に、それまでに自分を偽って身に着けていたものがひとつひとつ、はがれはじめます。
すると、自分の内側に存在する本質からの光が、外側に溢れはじめます。
同時に、癒しを必要としていた部分に光があたりはじめます。
そして、人生が変容しはじめます。
自分の本質への旅をはじめると、それは不可逆的な流れとして進行します。
後戻りできません。
私たちは自分の本質に還りたがっているからです。
本で描きたいと思っているこのパートのタイトルを、"いつわりの完了"としました。
理由は、私が過ごした人生のリセット期間1年半は、完了、そして癒しへの入り口に過ぎず、それまでの人生を完全にリセットできると感じたのは、いつわりの私の感覚だったと、後に気がついたからです。
しばらくの休息の時に入ろうとしていた時期、そして人生のリセット期間のことを描きたいと思います。
いつわりの完了
・人生第1章の閉幕とさらなる癒しの旅のはじまり
・また元に戻るのか:就職活動
・自分をクリアにしていくと、さらなる癒しを求めて満たされていない想いが浮かび上がってくる
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Today's Photo:
"癒しの日々へ"[The Chalice Well, Glastonbury, England](17th October 2007)
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