私は、イチロー選手が好きです。
WBC決勝戦の10回表で、あの場面で、あの最高のバッティングを繰り出した瞬間を観たとき、そこに私はイチロー選手のメンタリティーを感じました。
ふだん、イチロー選手がなにを考えているか、なにを感じているのかが、あの瞬間に表れていると感じました。
それは、
"たとえいまある自分の境遇がどうあれ、最後には必ず光に行き着く"
イチロー選手は意識せずとも、無条件にそのように考え、感じて生きているように観えます。
そして、ふだん、日常生活でのあり方にも、イチロー選手のあり方が徹底されている気がします。
それは、丁寧に、念を込めて生きる姿勢です。
テレビでのインタビューか、なにかの本で知ったことです。
イチロー選手は、自分のスパイク、バットを自分で丁寧に磨くそうです。
この動作を怠ったり、人に任せたりすると、調子が思わしくないそうです。
一流と呼ばれている人たちに共通して感じることは、ふだんの意識の状態を自分で認識でき、自在に意識の矢印を向けなおすことができること、そして、基本動作を丁寧に行いつづけることができることです。
このふたつのことを丁寧に、念を入れて継続して行い、時間をかけて自らを洗練させていけば、なんらかの分野で抜きん出た、輝ける存在になっていくことと思います。
一見、繊細で、神経質そうに観える動作は、その人のメンタリティーが表出したものであり、その人が大切にしているものを表していると思います。
人生が転機にあったり、それまでのように人生が進展せず、心くじかれるように感じるとき、私はよく、イチロー選手のことを想い出します。
気がつけば、イチロー選手は私の心のメンターです。
ありがとうございます。
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"清々しく"[諏訪大社 下社春宮](25th October 2007)
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