流れの先に光と風がある

立命

最近、だんだん立命の瞬間に近づいていることを感じています。

立命とは、

"自分の使命に気づくことであり、転生してきた目的に目醒めること"

です。

立命: 天から与えられた本性を全うして、そこなわないこと。天命を全うすること。 (新漢語林)

私がどんなことに人に使われ、どんな頼まれごとをされるのか、短い人生経験とはいえ、振り返ってみますと、あるテーマを感じることができます。

それは、

"人と人とをつなぐこと、人と人との間に調和をもたらすこと"

のようです。

私がよく依頼される仕事のなかでも、私がお断りしたくなる仕事の本質は、そこで働く人たち、働く場所に不調和があり、そのために途切れた関係性をつむぎ、そこで働く人たちが本来の仕事の目的に帰するよう、触媒となることを求められる仕事が多かったことに気がつきます。

同じような質の仕事をたびたび依頼されている、という点が大切です。

よく依頼されることのなかでも、イヤだと感じていつも断りたいと感じていたことのなかに、実は使命に気がつく鍵があるということです。

そのことに気がつき、頼まれごとを受け入れて進むようにしたところ、なんだか人生が急速に好転し、スイスイ進むように感じられてきました。

直感的な理解ですが、天に用いられることに委ね、人生こうあるべきだという想いをもたないように意識を変換してきたところ、急速に、私の人生は立命の瞬間に向かって動きはじめたように感じています。

これは人生の逆説です。

私たちは生まれてきた目的を知りたいと願う。

夢を描き、夢を実現したいと願う。

やりたいことを、思いどおりにやりたいと願う。

ところが、この願いを強くもてばもつほど力が入り、自我は強まり、願いの実現に近づくものの、人生の多くの場面でつまづくことも多くなる。

ところが、これらの願いを手放して、想いをもたない人生に切り替えると、意識は軽くなり、インスピレーションがやってきて、私たちの人生の目的、夢、本当にやりたいことがわかるようになる。

立命とは、

"自分の使命に気づくことであり、転生してきた目的に目醒めること"

であり、

"想いをもたないこと"

によって、

私たちは急速に、立命の瞬間に近づく。

どうも、人生はこのようになっているように私には感じます。

立命の瞬間に近づきながら、宇宙の法則を感じていきたいと想います。

あっ、これも'想い'ですね(笑)。

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Today's Photo:

"立命"［明治神宮］(29th April 2009)

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経済

経済の本来の意味を今日、はじめて知りました。

経済: 経国済民 "国をよく治め、民の苦しみを救うこと"

私は最近、働くことの本質的な意味について、みずからに問いかけています。

経国済民 "国をよく治め、民の苦しみを救うこと"

とは、

働くこと "傍(はた)を楽(らく)にすること"

につながっていることに気がつきます。

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Today's Photo:

"福の神がやってくる"［東京サドベリー・スクール］(24th May 2009)

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本質とは、軽やかさ

先ほど、ブログに使う写真を選んでいたらインスピレーションがやってきました。

"本質とは、軽やかさ"

本質、と聴くと、高尚さ、神聖さを感じるトーンや、重厚な、ズシンとした響き、そう思っていたのですが、それは、本質のひとつの表現のようです。

"本質とは、軽やかさ"

この響きが好きです。

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Today's Photo:

"本質とは、軽やかさ 2"［東京サドベリー・スクール］(24th May 2009)

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本質

私はなにかを行うとき、

"本質はなにか"

と問いかけます。

問いかける先は、'わたし'です。宇宙、ともいえると感じます。

私は人の話を聴くとき、

"片方の耳で相手に耳を傾け、もう片方の耳は、自分の心の声に耳を傾ける"

ようにしています。

そこで起こっていることの本質を聴く、ということです。

私は最近では、

頭はNoといっているけれども、心はYesといっているときは、素直に心の声に従うことにしています。

そのときは、それを選びます。

頭はYesといっていても、心はNoといっているときも、素直に心の声に従うことにしています。

そのときは、それを選びません。

これも決心でした。

"私はいつも、本質の声に耳を傾け、素直に委ねます"

という決心でした。

そうすると、あまりブレなくなりました。

本質がなんなのかは知りませんが、本質からブレることはしなくなった気がします。

それから、人の言動の背後にある本当の想いや、その人本来の光に意識が向くようになった気がします。

ありがとうございます。

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Today's Photo:

"本質とは、軽やかさ"［東京サドベリー・スクール］(24th May 2009)

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働くこと

連休明けから1年半ぶりに企業勤めをしています。

そしていま、働くことの本質的意味について、みずからに問いかけています。

その問いかけに対するこたえのひとつがやってきました。

"働くこととは、傍(はた)を楽(らく)にすること"

そばにいる人たちが楽になったり、喜んでくれることをすることが、働くこと。

最初にこのことを知識レベルで知ったのは、小林正観さんの著書でした。そのときは、あまりピンときていませんでした。

体験と知識がつながっておらず、ハラに落ちていなかったからです。

そして企業勤めがはじまり、働くことの意味を問いかけた結果やってきたのは、田坂広志さんの著書でした。

"働くこととは、傍(はた)を楽(らく)にすること"

いまは、この言葉の意味がハラに落ちており、働くことへの私の想いは安定しています。

これからは、働くことの本質について'わたし'に問いかけ、インスピレーションとしてやってくることを、ときどきブログに書いていきたいと想います。

ありがとうございます。

p.s. '働く'の反対語は'はた迷惑'。周りの人に迷惑をかけるということだそうです。

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Today's Photo:

"問いかける"［箱根神社］(29th October 2009)

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もう、がんばらなくていい

今日、プロコーチとして活躍されている、私と仲良しの井原くみ子さんの講演会に行きました。

くみ子さんのこれまでの人生のおいたち、ご家族との関わり、コーチとしての姿勢など、ありのままを語ってくださり、とても心温まる午後のひとときになりました。

とても心に残るくみ子さんの言葉があります。

"人生すべてがリソース"

この言葉で、私の心はとても温まり、なんだか救われたような気がしました。

私の心深くで、なにか共鳴が起こっているのをずっと感じるひとときでした。

講演会が終わり、ジョナサンでくみ子さんや参加者の方たちとお茶をしながらお話をしている間も、なにか、私の心深くの扉がひらき、固まっていたなにかが解けていくのを感じました。

講演会が終わってしばらくたったいまも、とても心温まる今日のくみ子さんの講演会、本当によかったな、と感じています。

そしていま、私はこんな風に感じるようになりました。

"もう、がんばらなくていい"

"がんばることは、'わたし'はのぞんでいない"

そして、こうも感じています。

"がんばらなくても、本当に素晴らしいよ"

くみ子さん、そして今日、人生のめぐり逢わせでお逢いしたみなさん、ありがとうございました。

とても想い出深いひとときになりました。

今日のくみ子さんの講演会を想い出すと、私の大好きな曲、竹内まりやさんの"人生の扉"がとっても合うな、と感じました。

人生の扉 竹内まりや 歌詞情報 - goo 音楽

YouTube: 竹内まりや　－人生の扉－　Jinsei no Tobira - Mariya Takeuchi -

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Today's Photo:

"がんばらなくても、本当に素晴らしいよ"［箱根神社］(29th October 2009)

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神様からの頼まれごと

人からなにかを頼まれるとき、注意してみると、あるカテゴリーや、ある関わり方に集約されてくることに気がつきます。

それは、私たちの天命や才能といった、私たちが本来、分かち合うためにもって生まれてきたものかもしれません。

このような頼まれごとを、私は、

"神様からの頼まれごと"

と呼ぶことにして、できる限りこたえるようにする決心をしました。

このような決心をすると、人から利用されるのではないか、自分が求めていることではないことをやらされるのではないか・・・

そんな風に感じている私の自我もあります。

けれども、心配無用です。

"神様からの頼まれごと"

をさせていただくと決心することによって、私たちの周波数がとたんに変調され、人から利用されるという怖れ、やりたくもないことをやらされる嫌悪感を感じるような出来事は、どんどん消滅していきます。

忘れないでください。

私たちがそれまでに抱いてきた夢や希望が失われる、という意味でもなければ、手放さなければいけない、という意味でもありません。

このような大胆な発言を許されるなら、こういうことになるということです。

"私たちの夢や希望がアップグレードされる。それは、私たちの魂のトーンともっとも調和した響きがある。だから、自然な人生の流れのなかで叶っていく。どのように叶うのかは、私たちの自我が決める領域ではない。決心して、行動したあとの流れは、神の領域"

ありがとうございます。

p.s. 覚悟しておいてください。この決心をすると、いま私たちが置かれている宇宙の流れからすると、かなり短期間で人生ステージが変わり、とたんに忙しくなります。まだ準備できてないよ！とか言っているヒマがないまま、現象が起こってしまうことがあります。

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Today's Photo:

"静けさとともに"［明治神宮御苑］(29th April 2009)

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決心する

『波動の法則―宇宙からのメッセージ』という愛読書を読んで知ったことです。

私たちの波長は、なにかを決心したその瞬間に変わるそうです。

私たちの波長は、決心する前と後では、まるっきり違う状態になるそうです。

近頃、強く感じていることがあります。

それは、私たちがこうしたい、こうしよう、と想ったことが実際に実現するまでの時間が、以前と比べると、かなり短縮されているということです。

決心すると、私たちの波長が変調します。決心した状態に近い波長へと、私たちの波長が変調しはじめるのだと思います。

私は最近、あることを決心しました。

それは、

"想いをもたない"

ということです。

想いをもたないとは、夢や希望をもたない、という意味ではありません。

想いをもたないとは、自我の振動数をなくす方向へ、宇宙や、地球ともっともよく調和する方向へと私の振動数を変調します、という決心です。

"想いをもたない"振動数の状態にあるときに、ふっと向こうからやってきたように感じる夢や希望は、本物です。

自我の振動数によって生み出された夢や希望ではないため、宇宙と調和したものであり、無理なく、自然と実現の方向に向かいます。

宇宙と調和した夢や希望に向かって進んでいるとき、努力をしているという感覚はない、と思います。

"想いをもたない"

この決心をしてから、思いがけず、いろいろなことが起きはじめてしまっています。

起きてしまったことを観て、私はこう思うときがあります。

「それはまだ無理だ。準備ができていない」

と。

「それはまだ無理だ。準備ができていない」

と言っているのは、思うようにいかず、その結果、人からの信頼を失ったり、できなかったことによって自信を喪失することを怖れている、私の自我です。

けれども、宇宙に向かって、

"想いをもたない"

と決心した後に起こったことであるなら、やってきた出来事は完璧に宇宙の流れと調和しており、私たちにはそれをやり遂げることができる、私たちにはそこから学ぶことがなにかある、ということを意味します。

ですから、

"想いをもたない"

と宇宙に向かって決心した後にやってきたことは、受け入れるようにしています。

その後にやってくるものが、本物の夢や希望であると知っているからです。

決心する。

この周波数はダイレクトに宇宙に響きます。

愛と調和と循環を意識し(愛と調和と循環についての真理を知っている必要はない、と感じます)、なにかを宇宙に向かって決心してください。

その瞬間、私たちの周波数は変調します。

そして、なにかが起こります。

後は、起こったなにかをそのまま受け入れ、心地よいと感じる方向に向かって自然に行動していけばいいと感じます。

時間の感覚、空間の感覚もどんどん変容していきます。

意識がいまこの瞬間にフォーカスしている状態が長く続くようになります。

過去や未来のことに想いを馳せて悩むことも少なくなります。

自我の振動数が愛と調和と循環の状態へと変調していきます。

決心する。

それだけです。

やさしいことです。

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Today's Photo:

"決心"［明治神宮御苑］(29th April 2009)

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柴又にて

ふと思い立って、男はつらいよの寅さんで有名な東京葛飾・柴又に行ってきました。

学生の頃から、柴又の商店街の下町情緒の雰囲気と、江戸川の土手から観える風景が大好きです。

商店街のなかに、大和屋という天麩羅がおいしいお店があります。

今日は、大和屋で天丼を食べました。

ランチの時間帯を過ぎているせいか、お客は私だけで、お店の人たちはのんびりとしていて、お店の素の雰囲気が感じられました。

お店の入り口近くのテーブルでは、おばあちゃんが昼ごはんを食べていて、なかにあるテーブルでは、おじいちゃんが伝票を見ながら帳簿をつけています。

奥では、おばあちゃん、おじいちゃんのお孫さんでしょうか、小学生低学年くらいの女の子がアルバイトの女性とお話をしています。

入り口近くにある流しでは、お店のお手伝いさんのおばさんが調味料のビンを整理したり、流しを綺麗にしたりしています。

入り口では、お店を切り盛りしていると思われる、きっと、この小学生の女の子のお母さんがお店番をしています。

私が席に着くと、おじいちゃんがこの女の子に声をかけて、

「お父さんを呼んできて。裏にいるから」

と言いました。

お父さんが出てきて、私を見て、

「いらっしゃいませ」

と言って、入り口にある釜で天麩羅を揚げはじめました。

このお父さんはどうやらお店のご主人のようです。

出されたお茶を飲みながら天丼が出てくるのを待っていると、小学4年生くらいの男の子が、

「ただいま」

と言ってお店に入ってきました。

帳簿をつけているおじいちゃんが、

「おかえり。今日は遅かったね」

と言いました。

男の子は、

「うん、サッカーやってきた」

と言いました。

きっと、このおじいちゃんのお孫さんなのでしょう。

天丼を食べていると、さっきの女の子がお遣いに行っていたようで、なにかをもらって帰ってきて、おじいちゃんにもらってきたものを渡すと、アルバイトの女性が、

「おつかれさま」

と言い、おじいちゃんは、

「ありがとう。あれ、ずいぶんおっきなものをくれたね」

と言いました。

お店が素の顔を見せている時間帯に入ってよかった、と感じました。

とっても懐かしく、心がやすらぎました。

私も小学生4年の時から中学校を卒業するまで、おばあちゃんの家で暮らしていた時期がありました。

いまでもこの時期は本当に幸せで、やすらぎの多い時間を過ごしていたな、と思い出します。一緒に暮らした私のおばあちゃんにとっても、私たちと暮らしたこの数年間が、本当に幸せだったようです。

子どもの頃の私が、ひょいっと顔を出し、古きよき日本の家庭を思わせる大和屋で、とても心温まる時を過ごし、あたりまえなんだけれども、なにか大切なことを思い出したような気持ちになりました。

とっても心温まるひとときを過ごすことができました。

ありがとうございます。

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Today's Photo:

"大和屋"［柴又 大和屋］(1st May 2009)

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