いま読んでいる、バイロン・ケイティ著 『探すのをやめたとき愛はみつかる―人生を美しく変える四つの質問』を読んでいて、とても心休まる言葉がありました。
"... 自分の考えを問い直すようになれば、愛のためには何もしなくてよいのだということを発見する"
この言葉は、この言葉があったページまでに書かれていた文脈を知ることが非常に大切なのですが、私たちは、愛されたいと思って、無意識的にも意識的にも、人の気持ちを惹こうとして、そうすることによって、自分の存在価値をたしかめようとしますが、愛のためにはそんなことは必要ない、ということを意味していると思いました。
誤解を怖れずにいうなら、自分の存在価値をたしかめようとしてなにかをすることは、自己愛だということかもしれません。
そうすることで、自分の存在価値に気がつくことはできるのですが、愛されるって、そういうことじゃないですよね、と教えてくれている気がします。
本当に自分に問いかけてみればわかるのではないでしょうか。
自分が誰かを好きだったり、もしかしたら、愛していると感じるとき、その人の振る舞いとか、言葉とか、行動とか、そういうものではないような気がします。
ただ、その人のことを好きだったり、愛している、ということなんだと思います。
うまく説明できないのですが、気がつくと、当たり前かも... と気がつきます。
このことがハートで調和し、ハラに落ちますと、恋愛、結婚とか、パートナーシップに及ばず、仕事でとても想定できなかった結果が出たり、気がついたら自分の夢を実現していたりすることに直結しますよ。
この本を読んでいて、この本に書かれていることは、恋愛、結婚に限ったことではなく、その人が本来もって生まれている本質、輝き、才能、能力を、一切のブロックなしに表現すること、その人を解き放つことになると、私の直感が教えてくれました。
この本を読み、ワークをやっていると、ハートがうずき、隠していた心の傷が表に出てきます。
それは、表に出るタイミングだからです。
この本を手にしていること自体、なにかのタイミングを伝えています。
"愛されるためには何もしなくてよい"
この言葉を本質的に理解できると、私たちの人生における誤解がすべて解け、私たちは解放され、今生の目的を終える、そんな気がいたします。
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"愛は解き放つ"[羽田空港](5th October 2009)
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