Message: "心温まる場所があることは、本当に幸せ。そこにいると、自分の素でいることができるから。" [苔泉亭] (2nd November 2009)
私は、転機を感じるとき、よく諏訪大社に行きます。
諏訪の街を歩いていると、呼吸がゆっくりになって、自分の素に還ることができます。
急に行きたくなったら、そのときがいちばんのタイミング。
私ははじめて諏訪に行ったときから、諏訪の土地とのご縁を感じました。
ご縁のある土地に行くと、その土地の人からとてもよくされたり、タイミングよく動くことができたり、小さな感動がいくつも重なったりします。
諏訪は、私を癒してくれる土地です。
Message: "ゆっくりしていきなさい。あなたがいても、いなくても、世界にとっては、大差はない。そんな、おおらなか気持ちで生きていきたい。" [上諏訪駅] (2nd November 2009)
私は、旅をしていると、自分がふだん、無意識にまとってしまう鎧が自然と消えて、本質の自分とひとつになって、自然な、軽い自分になって、呼吸がとってもゆったりしているのを感じます。
そんなときは、安心感、やすらぎ、静かな感動を感じて、生きていてよかったな、と感じます。
過去に背負っていたことも、未来に対する心配も消えて、その瞬間をやすらいで生きている自分を感じます。本質の自分が、なにを求めているのかを自然と感じ取ることができます。
Message: "いつも目を醒ましていなさい。私たちはいつも、あなたに語りかけているのです。あなたが無意識に問いかけているその問いへのこたえは、いつもその瞬間に、あなたにもたらされています。" [諏訪湖] (3rd November 2009)
旅をしていると、素の自分、本質とつながった自分を感じやすいせいか、旅をして、街を歩いているふとした瞬間に、自分のことをなんの条件もつけずに、あぁ、好きだな、と感じることが多いです。
諏訪の土地を歩いていると、いろいろメッセージを感じることがあります。
それは、ふとした瞬間だったり、おみくじに書かれたメッセージだったり、土地の人の会話だったり、いろいろなかたちでもたらされます。
共通しているのは、だいじょうぶだから、安心して、そのまま進んでいってください、というメッセージです。
Message: "人生の目的は、たったひとつ。それは、生きること。それ以上でも、それ以下でもない。" [諏訪ICバス停] (3rd November 2009)
私はこれまでの人生では、自分がこうありたいという人生を実現するために、自分で努力しなければ、自分を変えなければ...
そんな風に、自分にプレッシャーを与え、自分を急かすような人生でした。
自我がとても強いのです。
だから、思うようにいかなくなると、心配で、不安になって、現状に働きかけて、なにかと変化を求めてしまいます。
それが、もう、いまの私には役に立たない、うまくいかないやり方だということに気がつきました。
私の自我が進みたがっている方向は、私の本質が求めている方向とは、違うようだからです。
Message: "本来の目的を果たせ。それは、いまある人生を受けとめて、生きること。" [諏訪大社 上社本宮] (3rd November 2009)
私たちは転生してくる前に、なにを今生の人生でやっていくのかを、決めてきているような気がします。
だから、今生の人生のあるタイミングでなにかを求めて意図することは、私たちが転生する前にやると決めてきたまさにそのことを、私たちの本質との同意のもとやっていきますという決意を、宇宙に向けて伝えることなのかもしれません。
そして、意図するタイミングは、遅からず、早からず、最適なタイミングなのでしょう。
必要なことは、必要なときに起こるもの。
だから私たちはただ、宇宙におまかせで、安心しきって、人生の瞬間瞬間を生きればいい。
こんなことを感じながら、秋の諏訪の街を歩いていました。