内藤選手と亀田選手のボクシング世界タイトルマッチ、感じるところがあったので、書いてみます。
それは、内藤選手の奥さんと息子さんは、試合が終わった内藤選手を、どんな風に迎えるのかな、っていうこと。
内藤選手:「くやし~、負けちゃった」
奥さん:「よくがんばったね。おつかれさま」
息子さん:「え~ん(自分に起こっている感情がよくわからなくって、泣いちゃってる)」
私の期待がかなり入ってしまっているけれど、こんな感じかな、って思いました。
負けちゃっても、どんなことがあっても、温かく見守って、受け止めてくれる家族がある。
幸せだよね。
私は試合の前半、どう見ても押され気味の内藤選手を見て、とてもハラハラ、ドキドキして、手に汗にぎる感じでした。
そう。私は内藤選手を応援していたんです。
けれども、後半になって、どちらが勝ってもいい。本当にいい試合が見れて、嬉しい。
そう感じました。
そして、これは比較できることじゃないんだけれども、内藤選手と亀田選手、どちらがより幸せなんだろう。
そんな問いかけが内側から起こりました。
今回の試合では、どうしても内藤選手に想いがいってしまうのですが、内藤選手、勝っても負けても、きっと、幸せだよ、と感じたのでした。
先日、試合1ヶ月前の内藤選手と奥さんのドキュメントを放映しているのを見て、内藤選手って、足元にある小さな幸せを感じることができる人なのかな、と感じたからです。
だから、勝っても負けても、一緒。
幸せであることには変わりはない。
ボクシングは勝ち負けを見て勝者を決めるシビアな競争の世界。
だけれども、人生の幸せは、見つけたもん勝ち。
だれとも競わない。
だれの足元にもいつも転がっているから。
だから、見つけた人は、いつも幸せ。
今日の試合を見て、足元にある幸せに気がつくことを想いました。
内藤選手、きっと、くやしいよね。
でも、幸せがそこにあることには、変わりないから。
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Today's Photo:
"さぁ、おうちに帰ろう"[多摩川浅間神社](15th November 2009)
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