私が人といて、その人がとっても魅力的に感じたり、心地よく感じたり、心もちあがる感じになるとき。
それは、その人が、その人の自然な姿を、その人の自然なあり方で、自然に表現しているとき。
その人の自然さに触れた瞬間が、私はいちばん励まされ、心地よく、楽しくなる。
だから、その逆もまたしかりだと思っている。
私が、人を励ましたり、心地よく、楽しくしている瞬間があるとすれば、そのとき、私は、自然な自分の姿を、自然な流れで表現しているときだと思う。
その人を励まそうとしたり、その人を鼓舞しようとしているわけではない。
その人も、私も、自然な自分の姿で触れ合いつづけたら、なにが起こるだろう?
その瞬間、私はなにを感じるだろう?
人と人との、真の、純粋な交流って、どんな感覚を私に想起するのだろう?
なにかをしたり、なにかを成し遂げたりすることで、私たちの輝きが表現されたり、私たちの本質が人に伝わるのではない、と私は思っている。
私たちのあり方そのものが、私たちの素材を表現しているのであり、私たちはその素材をどう活かしていくかによって、私たちの人生のあり方を表現しているのだと、私は思う。
私はどんな素材なのだろう?
私は、授かったこの素材を、これからどんな風に表現していきたいのだろう?
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Today's Photo:
"ときには、自分を斜めから眺めてみる"[箱根写真美術館](4th May 2011)
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