コーチングを一緒に学んだ大切な友人が、facebookに投稿したぼくのメッセージに、こんなコメントを残してくれた。
その内容がとっても嬉しかったのと、それがダイレクトにぼくのハートに届いたから、それは、ぼく自身が知っている真実にも共鳴しているんだって、気がついた。
友人が残してくれたメッセージは、たったひと言。
「あったかい人なのにね( ´ ▽ ` )」
ぼくはどちらかというと、日常、心身が緊張して過ごしている時間が長いから、特に会社にいるときは、緊張のせいで、怖い顔して、あっち行けオーラを放っているんだろうなって、なかばあきらめモードで仕事をしている。
だから、
「あったかい人なのにね( ´ ▽ ` )」
っていうメッセージは、ぼく自身が忘れかけていた、ぼくの自然な姿を思い出させてくれた。
このメッセージは、涙が出るほど嬉しかった。
本当のことなら、受け取ったときには、それがその人の真心から出ているんだって、すぐにわかる。
本当のことを、意識せずともその人に伝えたときには、その瞬間のその人の反応がどうあれ、その人の真心に通じるもの。
本当のことって、理屈抜きで、スッと、ハートに入ってくるものだし、伝わっていくものなんだって、すっごく大切なことを思い出した。
ぼくが青年海外協力隊を受けることを決意し、合格した時、そして、ザンビアで過ごしている間、ぼくのよさをとってもよくわかってくれて、いつもぼくのことを励ましてくれていた女性がいた。
その女性は、心療内科にかよって治療を必要とするくらい、精神的にパンパンな生活を送っていた。
そして、彼女は、本当に有能で、才能にも、能力にも恵まれている女性で、人との関わり方においても、心から尊敬する女性だった。
ぼくはその女性に、率直に伝えたことがある。
それは、正確な表現は覚えていないが、こんな内容だったと記憶している。
「おれには、本当に人を愛するっていうことが、できないんじゃないかって、本気で思っている」
それに対する彼女のこたえは、ぼくが彼女のこたえを受け取る心の準備を打ち破るくらい、あまりにも深く、核心を突いた内容だった。
心の準備ができていなかったし、彼女が伝えたこたえが、当時のぼくにとっては、あまりにも真実を突きすぎていて、重たすぎて、受け止めることができなかった。
だから、ぼくは論理的に猛反撃してしまった。
彼女とのやりとりで思い出すのは、このシーンだ。
そんな彼女が、いつだったか、ぼくにサラッと伝えてくれた言葉があった。
その言葉を、ぼくは忘れることはない。
「あなたは、あたたかい」
今回、コーチングを一緒に学んだ友人が伝えてくれた時と同じように、その言葉は、ぼくのハート深くにまっすぐに届いた。
自分で言うのも憚られるのだけれど、ぼくには、その人が本当のことを言っているのか、本当は思ってもないのに、言葉を飾って言っているだけなのか、わかる。
とりわけ、その人が、本当に、素直に思ってそう言ってくれたときには、理屈抜きで、ぼくはその人の真心をハートで感じる。
「あったかい人なのにね( ´ ▽ ` )」
そう言ってくれた友人に、本当に救われたって感じたのと同時に、ぼくがいまでも尊敬しているかつての大切な友人である女性が伝えてくれた言葉、
「あなたは、あたたかい」
という言葉。
そして、その言葉に込められた彼女の想いとエネルギーを、いまこの瞬間に再現して、それは、ぼくの真実を現していることだから、素直に受け止めて、ぼくの存在に溶け込ませていこうと思った。
本当に、ありがとう。
そんな小さなひと言でも、真心こもった言葉なら、こんなにも人のハート奥深くにまで届き、心あたたまり、幸せな気持ちにさせてくれるのなら、ぼくも、真心から湧いてきた言葉なら、素直に、まっすぐに、その人に、その言葉を贈り届けようと思った。
今晩は、本当に素敵な宵ののひとときになったよ。
重ねて、ありがとう。
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Today's Photo:
"心あたたまるひととき"[Seattle](5th December 2011)
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