ジェーン・ロバーツ (著), ロバート・F・バッツ (著), ナチュラルスピリット編集部 (翻訳)
2002年に、この本の原書を読んだときの衝撃は、いまでもよく覚えています。
ぼくの原書は、赤線だらけでもう、ボロボロです。
この本にめぐり逢ったことによって、ぼくの人生観はおおきく変わりはじめました。
ぼくらの人生をかたち創っているのは、ぼくらの信念であり、その信念が変わることによって、ぼくらが目の当たりにする現実は変わる、ということを知ったからです。
それ以来、ぼくは、ぼくらの人生をかたち創っている「信念 (Belief)」、「信念体系 (Belief System)」について、学びつづけました。
当時、青年海外協力隊として、アフリカ・ザンビアに着任し、ぼくが当時、とても尊敬し、大好きだった女性との関係が終わり、自分の人生はどうしていつも、こんな風につらいかたちで終わってしまうのだろう、どうしてぼくは、同じような体験を繰り返すのだろう、これまで心理学や精神世界のことを学んできて、成長してきたと思っているのに、どうしてぼくの人生は困難に満ちているんだろう...。
本当にふさぎこんでいた時期でした。
そして、ジェーン・ロバーツを通じてもたらされるセスという存在の情報から、ぼくらの人生がどのようにかたち創られているのか、どうすれば、ぼくらの人生を変えることができるのか、ぼくは学びはじめました。
この本に出逢うまでのぼくは、どこか、人生を斜に構えて見ていました。
人生を、変えることなんて、できっこない、って。
けれども...
... この本とのめぐり逢いによって、ぼくの意識にひとすじの光が射しこみ、もしかしたらぼくは、人生を変えることができるのかもしれない、と思いはじめました...。
あまりにも衝撃がおおきかったため、ぼくはこの本を、帰国後に、日本で紹介したいと思い、前作である、セスは語る―魂が永遠であるということ の出版元であるナチュラルスピリット社に連絡を取り、ぜひ、この本を翻訳させてください、と申し出ました。
... その時点ですでに、この本は翻訳済みである、という連絡を受けました...。
それ以来、私は、この本が翻訳されることを心待ちにしていました。
10年間待ちつづけて、ついに、この本が翻訳されました...。
嬉しい...。本当に、嬉しい...。
この本のエッセンスを、ひと言で表すなら、
"We create our own reality."
(私たちの現実は、私たちが創っている)
この本が素晴らしいのは、私たちの現実を創り上げている要素について、そして、どのように私たちの現実がかたち創られるのかを、徹底的に説明したうえで、では、私たちが目の当たりにしている現実を、私たちが好まないのであれば、どうやってそれを変えていくことができるか、現実的に説明をしてくれていることです。
ぼくは、3月の週末に、この本を題材として、お話会&お茶会をひらきたいと思っています。
このブログのなかでも、セスからもたらされた現実創造の本質について、少しずつでもご紹介させていただこうと思っています。
2002年当時のぼくは、どんな箇所に赤線を引いていたんだろう...。
ちょっとときめいてきました(笑)。
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Today's Photo:
"ぼくらの意識は、時空を超えて、ぼくらの人生をかたち創る"[Garage Blue Bell, 鎌倉](26th February 2012)
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