マトリックス・エナジェティクスの世界 (A to Z)
第3回のCは
Change (変化)
です。
人はどうして変わりたいと思うのか
3つ思い浮かぶ
そうすることが自然だから (流れに乗る / 人間本来の性質に沿う)
よくなりたいから (ある状態を手にする / 人間の欲求に素直になる)
そうせざるを得ないから (流れが変わる / 人間本来の性質に還らされる)
いちばん変化しやすいのは
言うまでもなく
ひとつめのあり方
変化することは
不変
それ以外はすべて
移り変わる
パラドックスだか
本当に変わるときというのは
変わろうとする想いを
手放したとき
変わろうとすると
案外変わらないのは
いまある自分を
許していないからで
いまある自分を
許していないと
変化することも
許せなかったりする
パラドックスだが
変わることを
あきらめたとき
もっとも変化しやすい
変化の鍵は
手放すこと
委ねること
変わることを
許す
自分のおいたちすべてを
許す
いまある自分をそのまま
許す
これから寄り添っていく未来の自分を
許す
変化とは
過去
現在
未来
に
同時に存在している
わたし
という存在が
同時に変化することを
許すこと
変化は
いまの自分のみにとどまると思うことは
かなり傲慢
変わることを
受けいれるとは
すべてのわたしを
無条件に受けいれ
すべてのわたしが
同時に変化することを
許すこと
変わろうとすると
変わらない
変わることは
自然なことだと気がつき
変わることを
あきらめたとき
変化は
向こうから
やってくる
変化は
パラドックスだが
本当は
変わるのではなく
本来の状態に
帰すること
わたしは
わたしに
還る
変化すると
どうなるだろうか
案外
気がつかないことが
多いだろう
変化に気がつくだけの
感性があったなら
変化しようなどとは
思わないだろう
変化に気づくだけの
感性があったなら
自然な流れと伴に
変化を受けいれているから
変化があたりまえ
些細な変化であれ
気がつくことができるなら
すでに
変わったということ
変わることを
許しているということ
変わることが
自然になっているということ
変化は
螺旋状に
行われる
おなじような事象に
遭遇することが
あるだろう
その事象は
ほんとうに
同じ事象なのか
些細な変化に
気がつき
変化することを
許せるなら
その事象は
同じように見えても
実は
質が
異なっている
些細な変化に
注意を向ける
硬くって
変わりにくい性質を
自分のなかに
みとめても
硬くって
変わりにくいことを
そのまま
許す
やがて
許された
硬いそれは
些細な変化に注意を向ける愛のまなざしに
惹かれ
おのずから
変化することを
許すようになるだろう
変化は
起こすのではなく
訪れる