ChieArt原画展が銀座のギャラリーで開催されています。
ChieArtとの出逢いは、
2001年、私が青年海外協力隊に合格し、
アフリカ行きが決まった頃でした。
聖なる光という、Chieさんの絵画集を書店で目にして、
直感的に心惹かれるなにかを感じました。
自分が必要としているメッセージが、
絵画とChieさんのメッセージで
ハートに届いてくる感覚でした。
帰り道で寄ったカフェで絵画集を眺めていると、
絵画とChieさんのメッセージが私を包み込み、
見るだけで心が穏やかになり、
自分を取り戻す感覚になったことを覚えています。
青年海外協力隊への参加を決意したその時期は、
不安がありながらも、
未来への静かな情熱に溢れ、静かに心高まる日々で、
おおきな転機の流れのなかに身を置いている時でした。
転機の流れに素直になると、自然な流れで
その時の自分に必要なメッセージが贈り届けられ、
必要な出逢い、必要な出来事も、自然な流れで
訪れてくる気がします。
転機は、
過去からの時間の流れと
未来からの時間の流れが交差するいま現在という瞬間のなかでも、
強い光を放っている時です。
人生のタイムラインを高い位置から眺めたとき
その年が、とりわけ強い光を放っている。
そんな転機にあったときに
ChieArtとめぐり逢いました。
2002年から2004年まで
青年海外協力隊の活動のため、
ザンビアに滞在している間も
ChieArtのホームページを毎日のように眺めていました。
ザンビアで見る太陽の光はまるでChieArt作品のようでした。
ザンビアでの暮らしは、
仕事においても、人間関係においても、
楽しいことも、つらいこともあり、
人間的な成長を促す意味で、
その2年間は、日本で暮らす10年間に相当する経験でした。
そんな時期に
ホームページで眺めるChieArtは、
おおきな人生の転機の渦のなかにあった私をいつも支えてくれました。
ザンビア滞在中、
ザンビアでの体験をChieさんにお伝えしたいと思い、
ホームページからChieさんへメッセージを送ると、
Chieさんからメッセージをいただき、
Chieさんご自身からもおおきな励ましを受けた2年間でした。
ザンビアから帰国した後、
今回の個展会場である銀座のギャラリーで個展が開催されていて、
ChieArt原画、そして、Chieさんにお逢いすることができました。
以来、個展にはいつも足を運ばせていただき、
ChieArt原画、Chieさんとの出逢いのひとときを楽しんでいます。
転機の流れのなかでの出逢いは、
なにか特別な感覚を憶えます。
人生の流れの変わり目で出逢ったChieArtは、私の恩人であり、
ザンビア滞在時から
人間としてのあり方を学ばせてくださっているChieさんは、私の師匠です。