さっき、蘇る昭和の歌姫伝説を見てた。
そのなかで、本田美奈子がアメイジング・グレイスを歌っている姿が何度も出ていた。
そして、私は癒されて、寝てしまった。
たったいま、ニューヨークのホテルを予約して、ひと安心。
今日、出発だから。
最近、毎日、とても眠くって、ホテル予約しなきゃ、って思っていたのに、直前になっちゃった。
これからパッキングするところ。
それでね、起きてしばらくボーッとしていて、さっき見た、本田美奈子さんがアメイジング・グレイスを歌っている姿を思い出して、自分のなかでなにかが動いたの。
自分の光みたいなものを、感じたの。
本田美奈子さんのエピソードのなかでね、心に響くお話があったの。
それは、あるアルバムをつくる前、本田美奈子さん、こう言ったんだって。
"私、このアルバムに命をかけていますから。"
そのときの本田美奈子さんの様子は映像にはなかったから、はっきりとはわからないけれど、アメイジング・グレイスを歌っている本田美奈子さんの姿から感じたことは、熱い情熱とか、前向きさとか、そんな風な、色で言うと赤っぽい感じじゃなかったの。
それは、透明感のある、迷いのない、自分の魂の故郷につながっている人が発するエネルギーだったの。
迷い、さまよいがない人だな、って感じたの。
光源につながっている人だな、って感じたの。
自分のいのちの源とつながっている人に、こうして映像であっても、触れることがあると、自分自身の光をも感じることができるんだな、って思った。
それでね、感じたの。
いまも、まだ感じているの。
自分の光を。
"人は、どんな境遇に生まれたとしても、自分の本来の光を祝して生まれてくる。その光は、境遇や経験によって閉ざされることはなく、自分の光源とつながっていると、いつでも想い出せるもの。その光は、いつでも外に向かって湧き出ようとしている。その光を、閉ざさないで。"
本田美奈子さんが歌っている姿を見て、静かに覚悟しているなにかを感じたの。
それは、人生への情熱とか、なにかを達成するとか、そういうのとは、違うの。
自分の魂へのコミットメントみたいな、自分との大切な約束を想い出している人の姿だったの。
本田美奈子さんがアメイジング・グレイスを歌っている姿を見て、なにか、大切なことを想い出そうとしている感覚が湧いてくるのは、そのことなんだ、って、ボーッとしていて気がついたの。
"どんな境遇であれ、自分の光って、いいなぁ。その光を閉ざさないで、そのまま、空けっぱなしにして、外に向かって出してあげたいな。"
そう感じたの。
自分の光って、いいなぁ、って、静かに、素直に感じたの。
自分の光って、本当に、綺麗なの。
p.s. アメイジング・グレイスを聴くとね、なぜか、伊勢神宮を想い出すの。伊勢神宮って、なんだか、懐かしいの。
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Today's Photo:
"故郷へ還る"[伊勢神宮 内宮](10th October 2010)
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