マトリックス・エナジェティクスの世界 (A to Z)
第6回のFは
Field (場)
です。
Field (場)について
感覚的にでも理解できると
マトリックス・エナジェティクスと関わっていくなかで起こっていることや
ヒーリングと呼ばれる現象がどうして起こるのかについて
理解しやすくなります。
今回の記事は
マトリックス・エナジェティクスも含め
変化
変容
癒し
といったことがどうして起こるのかについて
理解のベースとなることを教えてくれる概念に触れます。
それが
Field theory (場の理論)
です。
科学の世界でもField (場)についての研究が数多くなされていて
私がヒーリングを探求するなかで出会っただけでも
Heart field (ハートの場)
Human energy field (ヒューマンエネルギー場)
Morphic field (形態場)
Thought field (思考場)
Torsion field (トーション場)
Unified field (統一場)
Zero point field (ゼロポイント場)
などがあります。
ちなみに
Field theory (場の理論)について理解したからといって
変化
変容
癒し
を起こしやすくなるかというと
それは
まったく別次元のお話になります。
どうすれば
変化
変容
癒し
を起こしやすくなるかについては
マトリックス・エナジェティクスってなぁに!? (A to Z)の記事
全体をとおして
お話していきます。
どうすれば
変化
変容
癒し
を起こせるか
ここでは
ヒントだけお話します。
理解しようとすればするほど
変化しようとすればするほど
変容しようとすればするほど
癒そうとすればするほど
それが起こりにくくなるらしい
という
人生の
宇宙の
パラドックスに
注目する
ということです。
あきらめる
ということです。
それも
私たちが日常使っている
あきらめる
という意味ではなく
あきらめるのもともとの意味である
あきらめる = 明らかにに見極める
のほうに注目するということです。
私は
マトリックス・エナジェティクスってなぁに!? (A to Z)
の連載記事のなかで
あきらめる
という言葉をよく使います。
私がこの連載記事のなかで使う
あきらめるの意味は
あきらめるのもともとの意味である
あきらめる = 明らかにに見極める
のほうの意味で使っていることを
知っておいてください。
いつか
別の記事でお話すると思いますが
マトリックス・エナジェティクスと関わっていると
しょっちゅうでくわす話なのですが
Let go! (手放す!)
とか
マトリックス・エナジェティクスに関わっている人は
言ったりしています。
と
この記事を書いているいま
無為自然
という言葉がやってきました。
マトリックス・エナジェティクスを語るとき
無為自然
タオ
という
言葉
概念
世界観
が
とてもよく似合うと感じるのは
私だけでしょうか。
さて
Field (場)
の話に戻ります。
今回の記事において
Field (場)
という言葉が意味することを
定義しておきたいと思います。
Field Theory
In the early 19th century, new physical phenomena were discovered that could not be described by Newtonian physics. The discovery and investigation of electromagnetic phenomena led to the concept of a field. A field was defined as a condition in space which has the potential of producing a force. The old Newtonian mechanics interpreted the interaction between positively and negatively charged particles like protons and electrons simply by saying that the two particles attract each other like two masses. However, Michael Faraday and James Clerk Maxwell found it more appropriate to use a field concept and say that each charge creates a "disturbance" or a "condition" in the space around it, so that the other charge, when it is present, feels a force. Thus, the concept of a universe filled with fields that create forces that interact each other was born. Finally, there was a scientific framework with which we could begin to explain our ability to affect each other at a distance through means other than speech and sight. We all have had the experience of picking up the phone and knowing who it is before any words are spoken. Mothers often know when their children are in trouble, no matter where they are. This can be explained in terms of field theory.
In the last 15 to 20 years (100 years behind the physicists), most of us have just been beginning to use such concepts in describing our personal interactions. We are just beginning to admit that we ourselves are composed of fields. We sense another presence in the room without seeing or hearing them (field interaction); we speak of good or bad vibes, of sending energy to others or of reading each other's thoughts. We immediately know whether or not we like someone, whether we will get along with him or clash. This "knowing" can be explained by the harmony or disharmony in our field interactions.
Barbara Ann Brennan, Hands of Light: A Guide to Healing Through the Human Energy Field (Bantam Books, 1987), 22-23
フィールド理論
19世紀の初めに、ニュートン力学では説明しようのない新しい物理現象が発見された。電磁現象の発見と研究がフィールドの概念を生み出したのである。フィールドは、力を生み出す潜在能力を持つ空間のある状態と定義された。従来のニュートン力学では、陽子や電子のようなプラスにもマイナスにも電荷される分子間の相互作用は2つの集団引かれ合うように分子が作用しているのだと解説していた。だが、マイケル・ファラディとジェームズ・クラーク・マクスウェルは、フィールドの概念を使ってそれぞれの電荷が周囲の空間に「反発力」または「引き寄せる力」を作り出すためにそこに存在する他の電荷が力を受けるのだと説明する方が適切であることを発見した。こうして、宇宙は互いに作用し合う力を生み出すフィールドで満たされている、という概念が生まれてきたのである。そして遠くにいる相手に言葉や視覚以外の手段を使って影響を与える能力を説明することが可能になる科学基盤が現れた。例えば、電話がかかってきてまだ受話器をとる前に相手が誰なのかがわかった経験は誰にでもあるだろう。また、母親は自分の子どもが、たとえどこにいても何かで苦しんでいるときにはわかるという。これもフィールド理論だと説明できる。
過去15年から20年の間に(物理学者に遅れること100年)、多くの人々は個人的知覚の相互作用を説明するのにこのような概念を用いるようになった。そして我々自身がフィールドから成り立っていることをようやく認め始めたばかりである。部屋の中にいる誰かの存在を、姿を見たり声を聞かなくても感じたり(フィールドの相互作用)、またよい波動や悪い波動のことを話したり、他の人間にエネルギーを送ることや互いの心を読むなどの話をするようになった。ある人を好きか嫌いかがすぐにわかり、その人と上手くやっていけるかどうか、衝突するかもわかる。この「認識」が私たちのフィールドの相互作用における調和、不調和によって説明できるのである。
バーバラ・アン ブレナン, 光の手―自己変革への旅<上> (河出書房新社), 52-53
ある性質を帯びた場のなかにあって
意識や心と呼ばれているものの力を利用すると
どんなことが起こるのかは
マトリックス・エナジェティクスの世界観 (A to Z)
の第5回
のなかでお話したとおりですし
上に引用した
Fieldの定義にも書かれているとおりです。
マトリックス・エナジェティクスと関わっていくなかで
変化
変容
癒し
が
起こったとするなら
マトリックス・エナジェティクスと関わることによって
Entanglement (量子からみあい)しているあるField (場)が仲介することによって
変化
変容
癒し
が
起こっているのです。
それから
人の
変化
変容
癒し
に関わる仕事をする人(= 施術者)にとって
大切だと
私が
常日頃思っていることは
どんなに優れた
対人関係能力
や
セッション能力
や
サイキック能力
が
あったとしても
受け手の
変化
変容
癒し
を起こしているのは
受け手が本来備えている癒しの力であり
受け手とField (場)とのEntanglement (量子からみあい)
の度合い
そして
どれだけ
変化
変容
癒し
に
施術者
と
受け手自身が
介入せず
手放していられるかどうか
にかかっている
ということです。
それじゃあ
マトリックス・エナジェティクスのセッション施術者は
なにをする人なのか
っていう話になりますよね。
マトリックス・エナジェティクスのセッション施術者は
Heart field (ハートの場)
へと
施術者
と
受け手
を
誘い
Heart field (ハートの場)
を介して
受け手を
マトリックス・エナジェティクスのフィールドへと
つなぎ
マトリックス・エナジェティクスのフィールド
を介して
Zero point field (ゼロポイント場)
など
受け手が求める
変化
変容
癒し
を媒介する
Field (場)
へと
つなぐ役割を
果たす
といった感じでしょうか。
つないだあとは
セッション中に起こることを
ただ
観察し
フィールドと
戯れ
遊ぶ
それだけです。
マトリックス・エナジェティクスのセッション施術者の
もうひとつの大切な役割は
上に書いたように
セッション中に起こることを
ただ
観察する
ことです。
また
別の機会に
お話ししたいと
思いますが
この
観察
という
施術者の行為は
セッションの効果に
多大な影響を
与えています。
そして
観察しながら
セッション中に訪れていることと
遊ぶ
戯れる。
受け手が
たとえ
どんな重たいテーマを持ってきたとしても
マトリックス・エナジェティクスと関わり
観察し
遊び
戯れる
という行為が
不謹慎ながら
本当に
楽しい!
のです。
ついでに
Field (場)のなかで
観察し
戯れ
遊ぶ
なかで
どんなことが起こっているのかを
マトリックス・エナジェティクスのセッションを行うなかで
私が気がついたことにもとづいて
書いてみます。
Heart field (ハートの場)へと入り
マトリックス・エナジェティクスのField (場)へとつながると
受け手のテーマに関与しているField (場)がもっている波の性質に
変化をもたらすField (場)が訪れ
そのField (場)同士のEntanglement (量子もつれあい)
によって
受け手と受け手のテーマとの
関係性が変化したり
テーマを引き起こしているField (場)との
関係性がなくなったり
受け手が望んでいることを引き起こす可能性をもったField (場)との
関係性が生まれたり
します。
その結果
症状が緩和されたり
あるいは
なくなったり
望んでいることが起こりやすい波長に受け手がなっていたり
します。
そして
これはとてもよく起こることで
かつ
非常にいい変化なのですが
セッション前にお話ししてくださったテーマを
受け手自身が
思い出すことができなくなっていたり
そのテーマは受け手にとってあまり大切なことではなく
実はほかのあるテーマが
受け手にとって本当に大切であることに気がついた
といったことが
起こっています。
テーマとの関係性や
テーマに受け手が与えていた意味合いに
変化が起こり
受け手が求めていることを
受け取りやすい波長になったり
本当は望んでいるのに手にすることをあきらめていたり
本当は望んでいるけれどまだ手にしていないことに
意識が向くようになる。
そんな
変化
変容
癒し
を
私はたくさん目の当たりにしてきました。
自分に嘘がつけなくなる
自分に嘘をつく必要がなくなる
自分に素直になる
マトリックス・エナジェティクスは
そんな
自然なあり方に
近づけてくれます。
マトリックス・エナジェティクスのField (場)は
数々のField (場)の要素を含んだ
ポータルなField (場)です。
そこは
本当に
楽しく
遊び甲斐のある
Field (場)
です。